TOPへ

9月6日 無念!野島防波堤
競技開始直前の模様
ワ〜!荷物が流された〜〜〜 (必死の高橋氏)
潮も下げ釣りやすくなったが・・・ (黒研佐藤氏)
9月6日黒鯛工房CUP 
第1回 ヘチ釣選手権 IN 野島(タグ&リリース)が開催された.

大会の趣旨,目的として,海を汚す事のないシンプルなヘチ釣りによる黒鯛釣りの発展、
またリリースをする事により、
今後より多くの黒鯛を育て、ゲームフィッシングとしての釣りをはぐくんでいこうと言うものだ.

当日は,北風曇天、潮はささ濁り、野島防波堤では絶好のコンディションと思われる好条件、
参加者120名と言う大規模な大会が行われた.

参加者はいづれ劣らぬつわもの揃い,各社のテスター,スタッフ,クラブのベテランが揃った.

ルールは,ヘチ釣に限定し、2名一組,釣った魚の総引数,長さを競う、
釣れた魚は当然今回の大会の趣旨に則り全て放流とする.


村本海事より午前5時出船.
各自思い思いの堤防に乗り合図を待つ.
5:40分より船の警笛を合図にいっせいに競技開始となった。.
当日の潮周りは中潮、満潮5:50分、上げの潮止まりから下げッぱなにかけて、
一番よい時間帯から始まった。

私の乗った堤防はドッグ中廊下、潮がちょうど満潮の為、足場は潮が洗っている.
荷物を置く事さえままならない。

残念なことに、ここにはチャランボウのようなものは無い為、
皆で協力し波に荷物がさらわれないようロープで固定する.
競技が始まりしばらくたったが誰にもアタリが無い.
それよりもロープでまとめた荷物が,波にさらわれて釣りどころではない.

数人が荷物番をしながら,釣りをするが渡提したときよりも潮が高くなり,荷物が流される.
何度ロープで縛りなおしてもダメだ.そのうちついにバッカン流されてしまった.

渡提して40分くらいした頃だろうか、隣の堤防(ドッグ先)で良型の黒鯛がタモに納まった.

こちらの釣氏も我こそはと,皆気合が入る,一枚釣れたのを見て、荷物など波に洗われててもお構いなし、
必死で黒鯛を射止めようとする姿がうかがえる.

こちらも1人の釣氏にアタリが来た,竿に乗り、
やり取りをしたが,残念ながらハリス切れで痛恨のバラシ!!!

検量,タグを打って,リリース.
表彰式、準優勝は「短竿釣氏の独り言」タロさん
その後誰一人アタリも無く時間が過ぎていく,午前9時前、他堤防からの情報が入ってきた.
「ドッグ堤防の先」以外で釣れているのは,青灯で一枚だけのようだ.
これだけの好条件とベテラン釣氏が集まりながらも、たった2枚しかでていないとは・・・
今年の野島は魚が少ないようだ.

9時過ぎ移動タイムだ,私はこのまま中廊下に残り,数人の釣氏は他の堤防へ移動し,又移動してきた.
しかしその後もこの堤防では全員アタリが無く、競技終了11:30分。

全員が一端ハナレの堤防に集まり検量、結局釣れた魚は全部で3枚.
「ドッグ先」で2枚,「青灯」での1枚.
優勝魚は47Cmとまあまあの良型であった.

競技終了後、表彰式の前に,今まで東京湾黒研を主体に薦めているタグ&リリースの8年間の報告がされた.

リリースされた魚約1800枚.
そのうち釣り上げられた魚が27枚.
同場所で釣り上げられた魚、翌年に違う場所で釣れた魚,久里浜で釣れた2週間後に横須賀で捕獲された等々,
興味深い話を聞かせてもらえた.