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『 ヒトデを食す ボツネタの危機 (O_o)?!』の巻

 
ヒトデを求め磯をさまよう週末・・・
周りからどんなに非難されようとも、
うまそうにヒトデをかじっている我が姿を思ってはニヤける日々(^ー^)フフ-ン・・・
と そんなある日、衝撃の事実を知るのであった。
                                                                         
 ヒトデにはサポニンっていう
「毒」あるんです!!( ̄□ ̄|||)ガーン 
 
これは水産試験場のお方のお言葉なので、まず間違いないでしょう (-_-;)b
 
でも「サポニン」って・・・みのも○たも奨励しているをサラサラにする成分じゃなかったっけ(O_o)? ・・
・ってなわけで、食中毒前科2犯の私は、早速調べることにしたのであった。
 
う〜ん(-_-) サポニンてば、種類も豊富で奥が深いわ。
調べた結果、ヒトデを食物として扱っている文献はほとんどなく(--;)、
食べるとどうなるかという ぶっちゃけた話 はイマイチよくわからんかった・・・が、
集めたつまみ食い知識をちゃうちゃう流にまとめてみると次のようになる(^0^;)b

 
サポニンは水に溶けると泡が出て、その泡がなかなか消えないのが特徴。
語源もこの性質からきていて、サポニンの『サポ』とは石鹸という意味らしい。
 
さて、毒なのか?有効成分なのか?という話になると・・・どちらも正解。
(O_o)ナンデスト?  と思われるかと思うが、種類が豊富なだけに、毒性の強弱・利用目的も様々である。
種類が豊富とは、
サポニンは
総称で、大豆に含まれるサポニンを大豆サポニンというように、それぞれ○○サポニンとなるらしい。
ヒトデだと ヒトデサポニン になんのかなぁ?(^_^)b
ただこの成分、まだ研究段階の未知の成分らしい・・・
 
今わかっていることは、以下の通りd(^0^)
 
発泡作用。
 
この泡立つ性質を利用して、平安時代ではシャンプ〜として利用していた。
  (サポニンを含む植物をつぶして使っていたらしい)
薬効作用
 
『咳止め、痰きり、疲労回復、老化・癌防止・二日酔い・血液浄化」などと記されていて、
 まさに ミラクル成分という感じだが、先程述べたように、まだ研究段階なので鵜呑みにするのは・・・
溶血作用。
 
溶血作用とは、赤血球が壊れることだが、この作用で血栓を防いだり、
 血がサラサラになったりもするので悪いことばかりでもない。

魚毒作用。

 
現在は禁止になっている漁法で、エゴノキ(植物)を潰したものを布で包み、
 川に浸すと、魚が麻痺して浮いてくるというもの。     魚にのみ作用するらしい。
抗菌・抗カビ作用。
 
・・・・とこんな感じ・・・・

う〜ん(-_-) ずいぶんとヒトデからかけ離れてしまった。
 
話をヒトデに戻すと、おそらくヒトデはサポニンを出して、餌となる魚を捕獲しているのではないかと思われる(^_^)b
また 栄養 その他 効能 があるかは別として、肥料にはなる。
「ヒトデ100%!駆虫剤・防蛆剤として効用がある有機肥料!!」として売られているのを発見!(^_^;)しました。
 
結局のところ、ヒトデサポニンの正体ははっきりしなかったな〜
でもトリカブトほどの毒性もなさそうだし、なんてったって本に「ヒトデは食べられる!」とあったし、
磯のキャビアだし・・・・・やっぱり食べてみた〜い(^¬^)
 
・・・てなわけで、「ヒトデを食す」は続行されるのであった。
 
***次回につづく***